2011年08月01日

【青空劇場】 放送作家を目指してるけど将来が不安、どうしたらいい?

   
青空劇場   
  
クリエイティブを取り巻く悩みに、
我らが兄貴 グラフィックデザイナーの吉澤 泰治さんが答えてくれます。




二階堂:こんにちは!
フリーイラストレーターの二階堂ちはるです。

今回も、青空劇場にお悩みが寄せられているので、
吉澤さんに解決していただきたいと思います。

吉澤:こんにちはー、吉澤です。
今日で3回目ですね。夏になりました。

二階堂:今日は、涼しいですね。

吉澤:涼しいですね。楽です。
お願いします。

二階堂:はい、では早速。
     
    
青空劇場3(1).JPG


■ 今日のお悩み--------------------------------------------------------------------

ホンキートンク さん(29歳) アルバイト兼専門学生の方からです。

ぼくは、地元の栃木で正規社員としてずっと働いてきましたが、
長年の夢である「放送作家」を目指して、一念発起して、この歳になってその職を辞め、
今は、上京しアルバイトをしながら放送関係の専門学校に通っています。

けれど、実際の心境は不安と将来への心配でいっぱいです。

気弱なことで、情けないのですが、
どのようにこの気持ちを克服していけばよいかアドバイスいただけないでしょうか…?

それと、今後、放送作家になるために、どのように動いていけばいいか、
まったくわかりません。

ぼくは、具体的にどうアクションをとっていけばいいのでしょう…?

どうかご助言をよろしくお願いします。
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吉澤:はい。
まずひとつめで、放送作家になるにはどうしたらいいか…
僕、専門外なんで、はっきり言ってわかりません。

ただ、今、不安なんだということですけど、
専門学校に行って勉強している最中なんで、不安はあって当たり前で、

それは、年齢的なものの不安ってこともかなりあるんだと思うんですけど、
年齢のことを考えて焦ってしまわずに、とにかく今やれることを考えてきちっとやって、
将来に繋げていくってことだけを考えて動いていった方がいいと思います。

そのなかで、きっと、いろんなことに首を突っ込んでいって、
いろんなことを学ぶことによって、恐らく何かが見えてきて、
何かのきっかけで、いろんなところにアプローチができる機会ができると思うんで。

とにかく今、やれることを一生懸命、
前向きにやっていくってことが大事じゃないかなって思います。

どうでしょう?
   
青空劇場3(2).JPG
   
二階堂:放送作家って聞くと、私はなんかラジオのイメージがあるんです。

吉澤:ほー

二階堂:で、よく、葉書職人からラジオの作家さんになったって話しを聞いたりするので、
もちろん確実に保証のある道ではないかも知れないけど、そういう腕試し的なことにも、
どんどん首を突っ込んでいくようなノリでやっていくのもいいかなって思いますね。

吉澤:そうですね。それいいですねー
とにかく、作家、これは放送作家に限らず、作家ってカテゴリであれば、
自分で物語を作っていく。そして、それをどんどん溜めて、
作品として残していくことがやっていくべきことでしょうね。

とにかく、やれることをやるって姿勢で
いろんなことに積極的に首を突っ込みながら、
切り開いていくつもりで取り組み続けてほしいってことしかアドバイスできないですね。

二階堂:はい。私も、とにかく、なんでもいいから、
どんどん手を出してみるような積極性を持つよう心がけることが大事だと思います。

ホンキートンクさん、どうでしょうアドバイスになりましたでしょうか?

まだまだ、こちらのコーナーでは、みなさまからのお悩みをお待ちしてますので、
どしどしお寄せください。よろしくお願いします。

それでは、さようならー

吉澤:さようならー
   
青空劇場3(3).JPG   
   
   
   
[今回のロケ地] 四谷ひろば (ピカリ・アートテラスの会場)
http://t-elegan.jp/pikali.html
   
   
   
   
★「青空劇場」のコーナーでは、
クリエイティブなことに取り組むみなさんのお悩み相談にお答えしていきます。

内容は、どんなことでも自由です。
(但し、編集部で選び、すべてのご相談にお答えできる訳ではありませんのでご了承ください。)

今回登場の皆から愛されるグラフィックデザイナー 吉澤 泰治さんの他に、
神田でバーを開いて五十数年 御年90歳のママ 菅原 婦貴さん(自称:不良ばあさん)などの、
頼もしい人生の達人の方々があなたのお悩みに親身になって答えてくださいます。

これで、あなたのお悩みもスッキリ晴れて、
青空のような清々しい気持ちになれることうけあいです。

下記メールアドレスまで、お気軽にお寄せください。
junk.ha.web@gmail.com
   

   
   
   
posted by ジャンク派 at 11:26 | Comment(29) | 【青空劇場】

2011年08月06日

【Facing the Dream!】 映画作りにかける青春!

   

※ 音ズレがあります。すみません……
インタビューした場所:新宿 花園神社


夢や目標とすることがあっても、

それと真正面から取り組んでるよ!
やりたいことに向かって真剣勝負してるよ!

って自信を持って言い切れる人が、
いったいどれだけいるだろう……

あるいは、そんな真剣になれるものを持ってる人はいいなぁって、
うらやましく思ってる人も多いのかも知れない。

「成功」するかどうかもわからない……
重くのしかかる「生活」もある……
「理解」を得る困難さもある……

そんな目の前に立ちはだかる葛藤、苦難に、
疲れてしまって、いつしか「仕方ない」とうそぶいている自分。

あるいは、最初から、立ち向かうことすら放棄してしまっている、
臆病な自分。

僕たちは、情熱の炎を燃やし続ける姿に憧れながらも、
その困難さも知っているし、その困難に立ち向かうべき自分が、
いかにやるべきことから逃げてばかりの怠け者で、弱っちいヤツかってことも、
よく知っている。


ジャンク派のひとつの目的のなかで、
やりたいことに真正面からぶつかって取り組んでいる人たちの姿を、
多く伝えていきたいというのがある。

「かつてジャンク派で取り上げられてた人が、
 今では、こんなに大活躍しているよ!」

ってなれば、嬉しいじゃないか!

それに、そんな姿に触れた人たちの、
励みになり、勇気付けられたら…という願いもある。

ジャンク派自体も、まだまだ小さな芽が出たばかりの取り組みに過ぎない。

けれども、この場には、いっぱいの夢と可能性を湛えた、
エネルギッシュで、なにかが起こりそうだというわくわくがみなぎってるようにしていたい。


ってことで、今回、取り上げさせてもらうのは、

映画「小さな願いのはじまり」
野上 洋樹 監督


の撮影現場です。


以前、僕の事務所の仕事をアルバイトで手伝ってくれていた役者の大瀬 誠 君から、
新しい作品の撮影がクランクインするんですってことを聞いていたので、

「あー、だったら、ぜひ取材させてよー!」
って、申し込んでいた。

大瀬君は、現在、居酒屋さんのバイトをしながら、
役者の活動を常に第一優先にしてコンスタントに映像作品の出演をこなしている。

関連:http://junk-ha.sblo.jp/article/44428860.html

とにかく彼は、ほんっとに真面目だからね……
彼の俳優を目指す心意気はマジだよ。

これだけ一直線な彼なら、遅かれ早かれ役者としての芽も出るだろうな
って周りを納得させるような、そんな無言の説得力のようなものを感じる。

台本チャックの大瀬くん.JPG
撮影の間のわずかな時間も、台本チェックに余念がない。


共演者の山崎 智恵さんは、
以前はずっとOLをしていたのだけど、

一度の人生、このままやりたいことに挑戦もせずに過ごしてしまってもいいのだろうか……
と、思うところがあり、ごく最近脱サラをして、

まったく未経験のこの世界に飛び込んだ。

今は、複数のアルバイトをしながら出演の機会を積極的に探している。

メイクの途中でパシャリ.JPG
山崎 智恵さん メイクの途中に失礼!

リラックスした表情の主演のふたり.JPG
休憩時間にリラックスして話す主演のふたり


監督野上 洋樹さんは、某ファーストフード店でアルバイトをしながら、
映画の製作資金を貯めては、精力的に作品作りをしている。

野上監督とは、移動時間などに映画のお話しもいろいろしたけど、
僕の好きな古い映画もよく観ていて、とにかくよく映画を知っているのはさすが!
今度また、ゆっくり映画を語り合いましょう!

まぎれもなく映画の魅力にとりつかれてしまった人物だね。

出演陣やスタッフ皆に、自分がアルバイトしながらがんばって、
ギャラを支払ってるのも立派だね!

「少ししか払えないけど……」
と言いつつも、それが、野上監督の信念とのこと。

音声.JPG
人手が足りないので、監督が音声も担当。

照明は、映画現場に携わり30年の超ベテラン 安部 力さん(55歳)。
安部さんは、「アベ・ランプスクール」という照明さんのユニットを率いるリーダーでもある。

照明の安部さん.JPG

いかにも飄々としたお人柄が、現場の雰囲気を和ませてくれていた。


撮影の鷹澤 幸一さん(48歳)の強靭な忍耐力と集中力には、
驚かされたなぁー!

取材に入ったこの日、朝から晩まで、僕は鷹澤さんが休憩をとってるとこを見なかったし、
いったい、いつ食事をとっておられたのか……

各々がすき間の時間を見計らっては、急いでおにぎりなんかをほおばっていたけど、
もしかしたら、鷹澤さんは、それすら食べていなかったかも……

鷹澤カメラマンと野上監督.JPG
打ち合わせする鷹澤カメラマン(左)と野上監督(右)

とにかく、撮影の時間が押して、その日の予定がこなせないかもしれないという
時間とのギリギリの戦いが続いたので、

カメラマンの彼は、撮影機材のセッティングやら、アングルを決める作業やらで、
ずーっと動きっぱなしだった。

汗をふきふきカメラをのぞくその姿からは、これこそがプロかぁ!
という気迫を感じられた。やっぱスゲーな!


メイクとスタイリング担当の栗原 優基さんは、
普段はフリーのメイクさんで、

実は、今、人気絶頂の某女性アイドルグループのメイクも担当されている。

ゴッドハンド.JPG
現場の皆からは、「ゴッドハンド」の異名で呼ばれていた彼の手に、
主演の大瀬君も気持ち良さそー!(笑)



人手の足りない現場のなかで、撮影・音声・照明の補助も積極的に買って出て、
この日は栗原さん大活躍でした!

鷹澤カメラマンから指示を受ける栗原さん.JPG
撮影の補助で鷹澤カメラマンから指示を受けるメイクの栗原さん


同じく、ヘアメイクと全般のアシスタント的な役回りで活躍された
スガワラ ミワコさん、

ヘアメイクスガワラさん.JPG

普段は正社員をしながら、こういうクリエイティブな活動に積極的に参加されている。
やはり、こういう皆でなにかを創り上げていく現場に魅力を感じているのだという。

責任感があり、テキパキと動くその一生懸命な姿勢に、
誠実な人柄がよく出ているなぁと感じた。

メイク風景.JPG
メイク担当のふたり


美術を担当した松本 修人さんは、多摩美術大学の学生さん。

美術の松本さん.JPG

大学では、ほんとはガラス彫像が専門だけど、映画の美術の世界の奥深さに魅せられて、
大学を長期で休んで、映画の現場にずっと関わり続けている。

将来、映画の美術スタッフになる為に、現場での場数を踏んで行きたいと考えて
いろんな撮影に参加している。


ロケ現場のバーの撮影場所を提供してくれた本多 勇進さんは、
若冠26歳でありながら小岩に6店舗の飲食店等を経営する若き社長。

バーの場所提供者本多さん.JPG

水商売の叩き上げで手にした成功だが、
とにかくお店を経営するのが楽しくてしょうがないとのこと。

撮影の為に、自由にお店を使ってもいいとの本多さんの好意的なはからいのお陰で、
エキストラも多く入る店内シーンの撮影も実現した。

バーでの撮影.JPG
バーでの撮影風景

エキストラのみなさん.JPG
エキストラのみなさん


ほとんどの出演者やスタッフは、野上監督がmixiで呼びかけて集めたというのが、
いかにも、今っぽいなぁと思う。


しかし、この過酷ともいえる撮影の現場で、
みんな、とてもいきいきとした表情をしている。

これが映画の現場の魔法なんだろうね。

外での撮影風景.JPG
屋外での撮影風景

皆が作品にかける真剣さに触れ、
とっても清々しいと思ったね!

僕は、やっぱりこんな人たち大好きだなぁー!!


けど、それぞれがみな生活や将来への不安などの葛藤もまた抱えていることだろう……

そんなものを抱えながらも、やっぱり映画が好きで好きで、
映画をやっていきたいって思いを再確認しているような雰囲気が現場には溢れていた。

楽しくてしょうがない! 今、とっても充実している!
そんな思いは、

何にも換え難いものなんだろうな。


この「小さな願いのはじまり」は、年内公開予定とのことです。

冒頭のYouTube動画で、野上監督も言われてるように、
ジャンク派のなかで、今後の動きも発表していきますので、
どうぞお楽しみに!!


■ 主演の大瀬 誠君による作品PR


   
    
    
CHEN
posted by ジャンク派 at 02:40 | Comment(91) | 【Facing the Dream!】