2011年12月01日

【Live!10代】 vol.04 「TARANTonS」LIVE@吉祥寺ROCK JOINT GB

live10c.jpg
► アーカイブ


vol.04 
2011.11.13「TARANTonS」LIVE@吉祥寺ROCK JOINT GB




次の時代の創り手となる10代の活躍・飛躍に焦点を当てる連載「Live!10代」。

今回はスズキが個人的に好きなバンドのライブレポートをお届けする。

登場するのは、TARANTonS!結成間もなく3年目にして、
YHMF2010決勝進出、閃光ライオット2010スタジオ審査進出など実績を誇る実力派。

この春、全員同じ大学に進学した。

01.jpg

-----------------------------------------------------------------------------------

TARANTonS プロフィール
2010年1月、青山学院高等部の同級生により結成。
メンバー7名全員19歳のブラスロックバンド。
豪華な4本のホーンセクションに、パワフルで安定感のあるリズム隊、
そしてギターボーカルRinaの直球ストレートなボーカルが見どころ。

-----------------------------------------------------------------------------------


11月13日、日曜日の昼。

吉祥寺は散歩する家族連れで賑わう。
渋滞する車の脇をすり抜け、自転車を止める。

足早にGBの階段を駆け下りると、前のバンドの出番はもう終わっていた。
スッと冷えたカルアミルクを適量、喉に流し込み、カメラを取り出す。

慣れ親しんだハコだがいつものようにシャッターポイントを確認していると、
金管の音が耳に飛び込んでくる。最後の音チェック。
シャッター越しに、メンバーの笑顔が垣間見えた。
いよいよ、始まる。

02.jpg


==================================


M01. 甘夏

冒頭からタイトル通り甘酸っぱい青春ソング。

「君の自転車の後ろに乗って」「君がくれた言葉は全部覚えていたい」…
等身大の歌詞が聴く人の心を共鳴させる!

そして、持ち前の明るさを爆発させメンバー紹介するHonoka(Tb)と、
控え目な笑顔でステップを踏むNatsumi(T-Sax)
ステージ上で両端に位置するこの2人のコントラストが印象的だ。

ホーン隊による軽快な振り付けに、客席も手を挙げて応える。

03.jpg

04.jpg


M02. マイ・シークレット

続いても「楽団の賑やかさ」を思わせるイントロから始まる、
軽快なテンポと振り付けが楽しい曲。
  
Shinbori(Dr)Ayana(Ba)の安定感あるリズム隊に
引き立てられて、 ホーン隊の音色一つ一つが
会話するようにステージ上を踊り、駆け巡る。
それはまるで、親子に似た関係。

05.jpg

06.jpg


M03. 青写真

フロントマン・Rina(Vo&Gt)が高2の冬に初めて作ったJazzyな曲。
この曲で数々のバンドコンテストをパスしてきた、
TARANTonSを代表する一曲だ。

ぴったり息の合った4本のホーンセクションが輝くが、
中でもNaoko(A-Sax)のソロパートがステージにこだますると、
一気にオトナムードが漂い、酔夢の境地に至る。

07.jpg

08.jpg

09.jpg


M04. escape from,,,
 
間に控え目なMCを挟む。

「次のライブが決まってない…」と
明かされた所で、続いてはこの日初披露の新曲。

夏場にスコールを浴びているかのような心地良いテンポだが、
各自が乱雑に打ち込むことなく、
ホーンセクションとリズム隊がしっかり音の粒を揃えている。
 
客席もすぐに融和し、全身でリズムを取っている。
TARANTonSの新境地開拓!を感じる一曲であった。

10.jpg

11.jpg


M05. 電光石火

手拍子のできるアップテンポだが底抜けに明るいわけでもない、
様々な音と感情が幾層にも織り込まれた曲。

7人それぞれのパートが力強く主張しているが、
曲名の通り火花を散らして切磋琢磨し、高め合っている。

メンバーチェンジなど数々の苦悩を経て完成されたこの曲に、
「それでもTARANTonSの音楽が好き!」というメンバー愛を感じる。

12.jpg

13.jpg

14.jpg


M06. the most
 
「最後の一曲です!」とRinaが告げると、
客席からは「エー!」の嵐。

ずっとシャッターを切っていたからか、
既に5曲もやっているはずなのに時間の速さを感じる。

叙情的な旋律に心打たれるが、
一番の見せ場はArisa(A-Sax)のソロパートだろう。
黄金色に輝くアルトサックスと、懸命に吹き続けるその表情が
照明に映えて、音とともに神々しい輝きを見せる。

15.jpg

16.jpg



今回のライブは日曜の昼ということもあってか、
大学の同級生であろう同世代の観客に加えて、
30代〜40代のファンの姿も見られた。

初見のインパクトと繰り返し聴きたくなる奥深さが
評価されてのことだろう。

彼らは皆、大学1年生。
今後ますます(音楽以外の面でも)経験を積み、
それが楽曲へ投影されたならば、
きっとさらに進化したTARANTonSが見られるだろう。

JAZZ、ROCK、POP…に拘らず個々のやりたい音楽を追究し、
TARANTonSの世界観を確立してほしい。

17.jpg



◆TARANTonS ホームページ
http://x31.peps.jp/tarantons/

◆取材協力:ROCK JOINT GB
http://www.rock-gb.com/
   
      
    
取材・文・撮影 鈴木 亮介 [PROFILE]
   


posted by ジャンク派 at 17:42 | Comment(235) | 【Live!10代】

2011年12月08日

【Live!10代】 vol.05 「10代御用達!ライブハウス…の看板特集」

live10c.jpg
► アーカイブ


vol.05 
「10代御用達!ライブハウス…の看板特集」



次の時代の創り手となる10代の活躍・飛躍に焦点を当てる連載「Live!10代」。

今回はちょっと趣向を変えて、
今年に入ってスズキが取材で訪れた街のライブハウスの看板ギャラリーをお届けします!

都内の、高校生大学生がよく使うハコには、
入口の看板からして既に、若き血潮が漲っています!


◆ BOTTOMS UP
http://www.bottoms-up.net/

JR川崎駅が最寄り。
真紅のフロアに、ロックンロールがこだまする!

01.jpg

02.jpg



◆ CLUB TOP’S 横浜・鶴見
http://www5a.biglobe.ne.jp/~tsc/menu.html

JR鶴見駅が最寄り。
オールスタンディングで200名収容!

03.jpg

04.jpg



◆ Live Bar Heart Beat
http://live-heartbeat.net/

JR立川駅が最寄り。
地下1階のムード満点、本格的なライブバー!

05.jpg



◆ LIVE HOUSE Flight
http://www.flight1990.com/

京王府中駅が最寄り。
20年以上続く老舗のライブハウス!

06.jpg



◆ アコースティックライブバー七面鳥
http://www.7mentyo.com/

JR渋谷駅が最寄り。
アットホームな雰囲気で、間近で演奏に酔える!

07.jpg

08.jpg



◆ ROCK JOINT GB
http://www.rock-gb.com/

JR吉祥寺駅が最寄り。
若手バンドから大御所まで連日ロックビートを刻む!

09.JPG

10.jpg



◆ Shibuya O-EAST
http://shibuya-o.com/

JR渋谷駅が最寄り。
言わずと知れた、渋谷を代表するハコの一つ!

11.jpg

12.jpg



◆ CLUB Que
http://www.ukproject.com/que/

小田急下北沢駅が最寄り。
ブレイク前のGOING UNDER GROUND、氣志團、RIZEらが出演!

13.jpg

14.jpg



場所もサイズもバラバラに、とりとめもなくご紹介しましたが、
こうして見比べてみると、ここの店舗のこだわりが滲み出ていますね。

そして、看板でお客さんを惹こうというよりは、
「知っている人が分かればいい」というスタンスのようにも見えます。

それは、日々ハコの中で展開されるステージが色とりどりで、
一つの言葉やイラストで表現し尽くせないからなのかもしれません。

追い求めて、辿りつけた人だけが知り得る世界。
それがやはり、ライブハウスで楽しむ音楽の魅力なのでしょう。
   
      
    
取材・文・撮影 鈴木 亮介 [PROFILE]
   


posted by ジャンク派 at 18:33 | Comment(169) | 【Live!10代】